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第24話:ヒカッパとトンコトンコ

イベント開催予告と資産形成

街中で見かけた 園芸博覧会27 のポスターが、なぜか頭から離れなかった。

花と緑の博覧会——。

博覧会の内容に、胸が少し高まる。

どんな植物が展示されるのだろう。
普通の植物園とは違うのだろうか。

日本では育てることができない植物。
この気候では生きていけない植物。

——そういえば。

会社で入会した福利厚生の会誌に、前売り券の案内が記載されていた。

ページをめくると、色とりどりの花の写真と一緒に、博覧会の紹介が載っていた。

そのまま庭に持っていき、ヒカッパの前でページを開く。

「なあ、ヒカッパ、こんなイベントがあるんだよ」

誌面には、花や庭のイメージと一緒に、小さなキャラクターが描かれていた。

「ねえ、ヒカッパ、このマスコット、トンコトンコって言うんだって」

「……かわいいな、ヒカッパといい勝負だよね?」

ヒカッパは何も言わない。

けれど——

優しく光って、その葉がふわりと揺れた。

まるで、少しだけ笑ったように見えた。

——※応募多数の場合は抽選となります。

外れる可能性があるということだね。

「まあ、それでもいいや」

結果は自分では決められない。
でも、申し込むかどうかは自分で決められる。

「とりあえず、やってみるか」

申し込みを終えて、ふと考える。

「環境が違えば、育つ植物も違う。」

最近よく耳にする中東情勢のニュース。
原油価格が上がるとか、下がるとか——。

ヒカッパは何も答えない。けれど、その静けさがどこか心地よかった。

今回の学び

中東情勢の変化は、すべての企業に同じ影響を与えるわけではないかもしれません。 マイナスに働く側面がある一方で、プラスに作用する側面も存在するかもしれません。 一つの出来事を小さな側面だけを見て判断するのではなく、広い視点で捉えることが大切です。 その上で、長期・分散・積立という基本の大切さを、改めて実感したゆうとでした。